真夏の九州旅行 (part9)



 しばらく走行すると、上熊本(かみくまもと)駅を通過しました。
 上熊本駅前には、路面電車の車庫があり、路面電車の車両がたくさん置いてありました。
 9時29分、熊本(くまもと)駅に到着しました。

熊本駅も、九州新幹線のため、工事で大きく改造中でした。
 熊本駅を出ると、グリーン車の車内は、わたくしらだけとなってしまいました。
 終点の新八代駅へ向けて、走っていきます。
 ところどころに、九州新幹線建設中の現場が見えます。
 しばらくして、客室乗務員の方から、キャンディーサービスをもらいました。

何個でも構わない・・・と言われたので、3個もらいました。
 平野が果ててきて、山並みが近づいてくると、いよいよリレーつばめの旅も終わりです。
 鹿児島本線から、分岐して九州新幹線へのアプローチ線へと入っていきます。
 だんだんと駅が近づいてきます。
 9時50分、新八代(しんやつしろ)駅に到着しました。
 ここから、九州新幹線「つばめ」に乗り換えです。

同一ホーム乗換えなので、もう目の前に新幹線が待っています。
 早速、中に入ると、またまた乗降口の特徴にびっくり。
 そして、こちらは電話室なのですが、このように暖簾がかかっています。
しかも、つばめのオリジナルです。
 車内は、このような感じで、2−2列の4列シートで広々としています。
 座席のほうも、木を特徴とした座席です。
座り心地は良く、2〜3時間乗っても大丈夫な感じの座席でした。
 九州新幹線は、「和」を特徴としたつくりとなっています。

たとえば、日よけのブラインドもこのように木が使われています。
 そして、車端部のほうにも、木材が使われております。
 9時53分、定刻どおり発車しました。

遠くには、八代の市街や工業地帯が見えました。
 そして、新水俣(しんみなまた)駅を通過して、しばらくすると、八代海が見えてきます。

九州新幹線で海が見える唯一の区間です。 この見える時間は、数秒です。
 あっという間に、八代海が見えなくなり、出水平野へと入っていきます。
 そして、出水駅を速度を多少落としながら通過。

この区間は時速230kmで通過します。
 10時20分、川内(せんだい)駅に到着しました。

自由席の乗車口には、数人の乗客がいました。 短距離での利用もそれなりにあるようです。
 終点の鹿児島中央駅が近づいてくると、減速をはじめます。

こちら、先日の大雨で土砂崩れがあり、一時不通になった現場です。
防音壁までもが、壊されていました。
 そして、最後の長いトンネルを抜けると、鹿児島市街が見えてきました。
 10時33分、終点の鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅に到着しました。

博多から約2時間20分くらい・・・ やはり、速いです。
 九州新幹線の800系も、この駅でゆっくりと撮れるのですが、全体を撮る事は難しいかもしれないです。
 そして、鹿児島といえば、桜島。
やはり、これを見ると鹿児島へ来たことを実感します。

 そして、鹿児島中央駅の改札口で、よしさんとお会いして、ここから4人で行動することになりました。
 まずはじめに、駅にあるアミュプラザの観覧車に乗ることにしました。

アミュランという名前です。
 高所恐怖症のわたくしには、ものすごく恐怖を感じますが、観覧車へ乗り込みました。




[つぎへ]

[戻る]

[旅日記トップへ]

[トップページ]